久々に触ったキワモノ機器w
ラズベリーパイが現在、色々と使われているが、そのラズベリーパイよりちょっと前に出てきて、色々と話題になり、玄人志向が「玄柴」と言うものを出してきたりと、当時としては、省電力なLinuxサーバとして、脚光を浴びる。SheevaPlug。
コンセント型で、Linuxが入った超小型PCのようなもの。らずぱいに近いけど、どちらかと言えば、簡単なサーバとして利用するのが主なもの。
CPU:1.2GHzのARMプロセッサ
メモリ:512MByte
現在としては、かなり「しょぼい」スペック
これにSDカードを乗っけて、LANケーブル挿して、USBにHDDをつけて、Samba動かせば、結構高速なNASが完成するw
購入したときの基本用途としては、NASとして使っていて、あとは中でJavaを動かしてみて、遊んでいた感じw
その状態で使っていたのだけど、ある日を境に全く動かなくなった。
原因が全く特定できず。再起動しても全く動かないし、コンソールポート経由のシリアル接続も何の応答も帰ってこない。
色々調べてもわからない・・・・・って感じで色々としらべていると、LANの口が一定感覚で点滅していた。これを元にググって見ると、何と「電源が壊れている」可能性が高いとのこと。
で、よくよく調べてみるとSheevaPlugはあくまで「Dev環境」つまり「開発用」であり、製品でないから、電源が限りなく「コストダウン」されて作られているとのこと。
つまり「はずれ」のものは、電源がすぐに壊れると言うことらしい><
そして、中をあけてみると、ああ納得、コンデンサなどが色々とおかしくなっている。
(上記写真はイメージ)
で、色々調べると、どうもACアダプタで5V2~3Aで、代用できるそうだ。
家の中を家探ししてやっと見つけた、PSP用のACアダプタ。
これをぶった切って、電源部分の線とつなぐことで、SheevaPlugは無事起動しました^^
せっかくなので、Javaも動かしたいからとダウンロードする。
(ARMv5/ARMv6/ARMv7 Linux - SoftFP ABI, Little Endian 2と言うやつ)
これをsheevaPlug側で解凍し、「ejdk1.8.0_144/linux_arm_sflt/jre/bin」まで移動して、javaコマンドを以下のように実行する。
> ./java -version
java version "1.8.0_144"
Java(TM) SE Embedded Runtime Environment (build 1.8.0_144-b01, headless)
Java HotSpot(TM) Embedded Client VM (build 25.144-b01, mixed mode)
となれば、動作確認完了w
非常に面白い製品だと思うのだけど、当初サーバで動かそうと予定していたわけなのに、何故か「電源がボロい」と言う、サーバとしてつかえねえじゃんって感じで、びっくりしたわけだが、まあ無事交換できることもわかったので、よかったといえば、よかったのか?と言うのが、現状。
あと、以前入れていたJava6と比べて、上記Java8は、何か速度がUPした感じで、速く感じるので、まあこれで、Javaの何かを動かそうw